およそ１００人の前で歌うのこと

２００１年１２月７日（金）
「詩とメルヘン」星屑望年会がおこなわれる。

これは、サンリオ社から出されている雑誌、月刊「詩とメルヘン｣において活躍されている方々 （イラストレーターｏｒ詩＆メルヘン常連掲載者）が集まって、 輝く次の年に思いを馳せようというパーティである。
主催者は、「詩とメルヘン」（以下「詩メル」）の編集長であるやなせたかし先生。 有名なあんぱんまんの作者。
パーティー会場は東京。由緒ある赤坂プリンスホテルで行われる。
参加者、約１００人。
ってゆーか、にゃんことcherryは、去年、友人はちのコネにより、このパーティに潜入していた・・・・。
もちろん、行ってよかったし、多くの出会いもあったが（去年の「１２月なんとなく日記/９日」参照）、反省も多々あった。

去年の反省
・もっと名をあげないといたたまれない。（皆ビッグなひとでびびる）

アレから１年。

今年の成果
・結局、「詩メル」に１度も掲載ならず。（最高、最終選考どまり）

なんか、１コマでオチた漫画のようだ。（笑）

そんなこんなで、今年は望年会参加は無理だな・・・と思っていた。正直。
あの場に立っても、私にはなす術がない。
ってゆーか、無名な立場により、自己紹介ができないと言うのはツライ。
それでなくても、緊張するあの場では、話が続かない。
ファン精神で、頑張っていろんな人とお話したが、やはり、レベルが違うな。と思った。
ファン精神で行くところではなかった。と。
早く同じトコに追いつきたいなぁ。と思った。

今年。
そんな時に、突然、cherryへ編集者のNさんからメールがある。
正式にパーティーに招待してもらえるのこと。
迷わず行きたい。と言った。（結局、即答かよ！）

２００１年１２月７日（金）
「詩とメルヘン」星屑望年会がおこなわれる。

金曜日です。
授業はサボります☆＜こちらも即答。
だって、１年に１回だもん♪（をぃ）
（cherryは最初、「あ。授業があるわ。行けん。」とのたもうたですが。（笑））

ま、結局、ちぇりっこも行くことに。

行けると決まってからは、去年の反省を活かそうと復習。

去年の反省
・ケーキが食べれなかった。
・名刺があると便利
・安さ優先でも、高速バスはもうこりごり。
・安いがためには早めにホテルを予約せねばならない。
（なんか、しょーもねぇな。（笑））

そして。
去年、私たちが密かにチェックしていたことのひとつにピアノの存在がある。
それは、パーティ−の場で活用され、盛り上げとして使われていた。
あのピアノ。
あの場で、あのピアノでＹ２Ｋ−ＰＡＲＴＹを歌いたいなぁ。

しかし、これは、少なくとも私の中では冗談の部類に入っていた。
あぁ。冗談だとも。
ゲリラで弾いてやるか。歌ってやるか。とか言ってたけど。

そんな矢先、マジ、Nさんから「歌いませんか？」というメールが来て、ビビる。
と言うか、有頂天になる。
その辺は、本当に幸運だったと思います。
Nさんありがとう。m(＿＿)m

星屑望年会というのは、本来、 イラストコンクールおよび「詩とメルヘン」賞の授賞式を兼ねているのだが、 その「詩とメルヘン」賞で賞を取られた詩人の方の詩に曲をつけて、歌ってほしい。との依頼。
ちぇりっこの「やりたい！」という一言で私が反対するわけもなし。

と言うより、この依頼。私達には願ってもないことだった。
・歌える。
・自分たちの知名度があげられる＝自分の自己紹介ができる。

すなわち！
〜もう、詩で名を上げる前に、存在をアピールしてしまえ作戦。〜

ってゆーか、その時点で、パーティーまで１ヶ月もなく、不安・・・。

そもそも、この辺の作曲とか、伴奏は、全部ちぇりっこ任せ。（オレはできねぇ）
そんなこんなで早々と渡されたデモテープを聴きまくって、ひたすら覚える！

あ。ちなみに。曲は２曲。（すなわち受賞者は２人）
受賞者は予想していたのですが、当たったり外れたり。という感じでした。
まぁ、ご縁もあって、歌わせてもらえることとなり、嬉しかったです。

私は、正直、ちぇりっこ、できるかなぁ。
ってゆーか、見ているだけだなぁ。ふがいないなぁ。と思っていたのですが、
cherryはやってくれました！（＾＾）

そして、ちぇりっこは名刺もちゃんと用意しているし・・・。
ってゆーか、にゃんこはパソコン事情やらなんやらにより、名刺を作れなかった。

その上、肝心のスケジュールが・・・！
７日、オレは、１年に１度回ってくる英語の発表がカブる。
そこで、２限目の英語を受けてからすぐさま東京へ向かうと言うハードスケジュールを計画。
（もちろん料金の安さ＆反省を活かし、ぷらっとこだまだ！）

ちなみに、歌う身であるからには、何があっても風邪をひいてはなら―ん！！！

と言いつつ、約１週間前にＵＳＪに行く。（おい）
これがまた、朝５時出発。＜寝不足は敵だ！
そして、アトラクションでぬれる。睡眠不足。眠い。

ここで、ちょっとユニバネタを入れておくと、ジェットコースター系がダメなにゃんこは、 毎回、こういう場は逃げていたのだが、友人曰く
ジュラッシックパークの怖さは「カリブの海賊」と「スプラッシュマウンテン←（乗ったことない）」の間だ。
と言うことで恐々試してみる。
（そもそも、その二つの間にものすんごい差があることを考えよう！）
魂が飛ぶ。
２度と乗るもんか。ってゆーか、そもそも、落ちる前の恐怖で恐竜どころではなかった。
Ｅ．Ｔ．は皆に”しょぼい”と言われていたが、Ｅ．Ｔ！私は君の味方だ！

ちなみに、一番怖かったのは、帰りの車☆（Back to the futureよりも怖い）
１人の人に１日８時間運転させるのはやめよう！
結局、雨降ってきて、最後の花火は中止になるし。
雨の中、車で高速だし・・・。（＾＾；

あ。あと、ま、えーがの世界だから、しょうがないんだけど、 要所要所のアトラクションで、アクシデント多すぎ。（笑）
そんな中、「ウォーターワールド」は、なんか新しくて良いなぁ。と思いました。
しかし、冬は寒いがな。

話を元に戻して・・・。

まあ、そんなこんなで・・・（どんなだ）
こんなに風邪を引かないようにと、気合いを入れて乗りきった１週間はなかったよ・・・。

ま、そんなことをやっていたので、金がないのは目に見えていた。
そこで、これまた３日前に渋滞調査のバイトをする。（爆）
（話ズレまくり）
朝２時間、夕方２時間で、１日7,500円！
これまた、４時起き。＜早起きは敵だ！
ってゆーか、雨だし。寒いし。眠いし。
風邪ひかないか、めちゃめちゃ心配しながら、車の騒音に紛れてひたすら歌ってました。（笑）

ちなみに、朝は全く気づかなかったのだが、
夕方になって、 自分の渋滞調査している場所が、今年の夏、２回も映画を見に来たとこの交差点であることに気づく。（遅）

そうして慌しくむかえた七日。（早）
またまた慌しく英語の発表を終え、東京に向かう。
ちなみに、最後まで私の頭を悩ませたのが服装。

結局、白と赤の格好で整えたのだが、その格好で授業を受けるは・・・。
しかし、着替えるほどの荷物の量も増やしたくないので、本番はスカートをはくつもりだったけれど、授業にはパンツにはきかえて行く。
上はファーのついてる服だったが・・・普段ラフな格好の私は 教室でコートが脱げなかった。（笑）
それなのに、男友達に
「はっ！今日の格好、なんか・・・金かかってそう。。。」と言われる。
いや。金はかかってないけれど・・・もっと他に言いようがないものか。

この時の服装は、ちぇりっこのレポにて絵つきで載っている。
えと、ちぇりっこのレポのほうが詳しくて判りやすいので、お勧め。（爆）
うん。絵にするとかわいらしいな。オレ。（笑）

その後。東京に向かい、 とりあえず、泊まるところにチェックイン。
これが、なんか、非常に行き届いたところで、しかも、部屋もかなりゆったりしているし、 ２２階で夜景綺麗だし、なんか披露宴とかできるとこあるっぽいし、 安く来たはずなのに、なにこれ？間違えた？と言う感じになる。
ちぇりっこに至っては、なぜか、恐縮している。
そして「探検したい！」とはしゃぐ。

今回、宿泊はJR会社の交通費と宿泊料（朝食つき）が一緒になっているプランで申し込んだのだが・・・。
これでも、安いのを探したのだ。
そもそも新幹線を使うと、交通費のみでよゆーで15,000円以上かかるのが解せない。

部屋を案内してくれたホテルの人に
「いつまでに帰ってこなくちゃダメですか？」と聞いて、
「24時間受け付けております」と言われたりした田舎者、20歳。

その後、すぐに赤坂プリンスホテルに向かう。
本当はパーティーの始まる前に練習したかったのだが、練習する時間は明らかにない。（笑）

・この頃から緊張の波が来たり来なかったり。

この時、簡単なうちあわせをしたのだが、cherry＆にゃんにゃんと紹介されそうな事に気づき、 Y2K-PARTYにしてください。と断言。（笑）
ここで名前は本名で行くことになる。
そもそも、オレは詩を書くときはまた別のペンネームがあるのだが、まだ、使えない・・・。＜知名度のない身分。

・この頃に、感動の対面をしたりしなかったり。

パーティー開始。

・自分たちの出番が近づいてくるにつれて、挙動不審になったりならなかったり。

そもそも、今回、うちらが歌うことは極力秘密にして、知人をビックリさせよう！と言う計画だった。
案の定、うちらの名前が出たとたん、「うそっ！」と叫んだのは空か。（笑）
やった〜やった〜♪
と言うか、空らの盛り上げ。助かったっす。（＾＾；

えーっと、「若干20歳｣と紹介されつつ壇上に。挨拶係はオレ。
こういうときに、金色冬生さんや、なみきたけあきさんのような華麗なトークに憧れ。
しどろもどろで挨拶をしつつ、案の定、題名、作者を抜かして歌い出しました。（＾＾；

このとき、不特定多数に写真を撮られた気がするのですが・・・。
撮った人・・・どうするんだろう・・・。（笑）

※
後日、この写真を見ることとなるが、恥ずかしすぎ。
写真を撮られることは嫌いではないが、あまりに・・・あまりに・・・はずかしー！
「若かった｣と言われた理由がようやく判る。
若いのではない。２０歳にして子供だ。幼い・・・。

足震えたよ・・・。
もともと、目立つのは好きだし、演劇部で舞台上に立ったことはあったのですが・・・。
目の前には参加者およそ１００人ほど。
注目されてるわ、歌なんて繊細なものだから、もう、本当にめちゃめちゃ緊張しました。（＞＿＜）

でも、声の出は良かったし（＾＾）ｖ
ちぇりっこも間違えなかったし♪

ってゆーか、知ってはいたけど、我ながら、自分の声のでかさにビックリしたよ。（笑）

その後、肩の荷が下り、好き放題パーティーを楽しむ。
今回は、結構、私達の出る幕を作ってもらえたこともあり、とけこみやすかった。
前回よりも、出席者は多くなったのだろうか？
前は本当に有名人ばかり。という感じだったけど、今回は結構気軽にいられました。（＾＾）
よかったです。

しかも、歌を歌わせてもらったおかげで、高嶺の花だと思っていた、 名前の知れた方々にも声をかけてもらえたり。
本当に嬉しかったです。
ケーキは再び食いっぱぐれたけど。（笑）

そして、やなせ先生におこずかいまでもらう始末。
なんか、いたれりつくせりで・・・良いのかしら・・・。

お世話になった方々、お声をかけてくれた方々、本当にありがとうございました！

「歌のほうとかやられてるのですか？」と聞かれたよ。
やってません。（爆）
その時、答えようと思ったこと。
１、趣味がカラオケです。
２、高校の時は演劇部でした。
３、文学部です。
２を言ったような気がするのですが、なんか、微妙にズレてるよね。
ま、「本当に趣味でやってるだけなので・・・」と言うことです。
あ。いちおう、スポンサーが申し出てくれれば公に活動しますが。（笑）

そして、ホテルに戻る。
なんだか、両手にお土産をいっぱいもらう。（＾＾）
やなせたかし先生、Nさん、サンリオさん、ありがとうございました！
（私はサンリオ好き☆）

ホテルにもどって、さすがに探検する気力はない。ということで、
私が抽選であたった着せ替えキティ（なんだそりゃ。（笑））で、二人、着せ替えをしてみる。（２０歳）
ハマる。
個人的に、ギャル系の服、トレンチコート、着物。は欲しいね。＜ハマリの前兆＜しかし高価

その後、夜景を堪能し、寝ようと思う。
電気を消してそれぞれ布団に入った暗闇の中でちぇりっこと 「あの人ってあぁだったよねー！」とか、今日の復習をする。
余韻が残っていたのだと思う。

次の日、朝食は優雅にバイキング。
優雅にしているうちに、計画が狂う。
結局、午前中はどこにも行けなくなり、チェックアウトして、東京駅いって、 やたら多い荷物をコインロッカーに押し込み、路頭に迷う。

東京駅の看板をなにげに見ていて、皇居が近いことを知る。
「うん。時間あるから行こう！」＜無計画
折しも、昨日「愛子さま」は名づけられたばかり。皇居！今が旬！！

敷地内に入って、どこが皇居？と言うことになる。
ちぇりっこ、明らかに不満の意を示す。
ってゆーか、記帳とかって皇居でやるんじゃないっすか？よくわからん。もうやってないの？
ちょっと、狐につままれた気分になりつつ帰る。
・・・駅伝をやっていた。

ここで案内を頼んでいたイバラード仲間、ニイさんと合流。
イバラード東京出張所のアートスペースに行く。（念願果たしたり！）
絵が普通にあるー！！！わーい！
フクオカさん、お昼ごちそーさまでした！！！
そして、井上先生に会える！！わーい！！

そして、この時、フクオカさんの口から、私達の泊まったところは、 いつも井上先生が東京に来る時、泊まられるところ。と言う衝撃の事実を聞く。
え！？それって、かなりすごいトコじゃん！！！（がーん！ラッキーｖ）

haraさん、ニイさんには、その後までお世話になる。
ありがとうございましたｍ(＿＿)ｍ
（前夜、友達からもらった指輪を落としたので、探し回ったことは、いろんな意味で痛いので触れないでおこう。（爆）
いろんな人にゴメンナサイ。（Ｔ＿Ｔ））

最後に東京駅で。
学校の友達に「（小泉）純ちゃんチーズケーキ（人気商品）」を買う。
「いいの？日本いいの？？」と言いながら買う。

疲れきって帰る。
ちぇりっこと「これから一年、「詩メル」で名を挙げよう！」と去年と同じ反省をする。

そんな感じでした。
やっぱり、もうちょっといたかったなぁ。東京。

今回、歌ったことは忘れられない貴重な思い出でした。
本当に、いろんな人との出会いの上、成し遂げられたことだと思い、感謝です！！



ねごと

トップページ

SEO		[PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送