にゃんこ・・・・タグ打ちの自作ホームページ「ねむりねこのお昼寝」を細々と２０年続けた。タイピングはチャットで覚えた。

にゃん彼・・・・にゃんこの伴侶。インターネット初期（2000年ごろ）はお絵かき掲示板で遊んでいた。その頃のネタサイトも結構知ってる。

にゃんこ「まずはこちらのグラフを見ていただきたい」

にゃん彼「おぉ。これは！！」

にゃんこ「うちのホームページの訪問者数をグラフにしました！！」

にゃん彼「なかなか興味深いですな」

にゃんこ「エクセルで作った！！頑張った！！」

にゃんこ「これを見ると、２００９年ごろから人が来なくなってきたってことがわかる」

にゃん彼「いや。ってか、逆に２００３年ごろから２００９年ごろのこの伸びはなんなの」

にゃんこ「（この人、私のホームページに需要がないと思っているな。）」

にゃんこ「この時期に訪問者数の伸びている理由は正直よくわからない。『詩とメルヘン』が関係あるかな。と思ったら、伸びてるのは休刊後なんだよね。」

にゃん彼「グラフに書かれてる内容で、『詩とメルヘン』休刊だけはインターネットと特に関係ないよね。」

にゃんこ「ホームページのコンテンツの関係上、重要かと思ったらそうでもなかったみたい。にゃんこ自身が２００４年から就職したってほうが重要なのかな？今までで一番知り合いが多い時期に突入したから？とは言え、会社の人に宣伝してたわけでもないし、活動としては大学のときのほうがいろいろやってたような気がするんだけど。」

にゃんこ「あと、このグラフがざっくりしすぎてて、１年で１万人の計算になってるけどあまり細かく計測してないんだよね。実際は２００３年をピークに少しづつ来訪者数が減って来てる感じ。」

にゃん彼「でもとりあえずだいたい１年で１万人としたら、１日の来訪者が２５人来てたとか・・・」

にゃんこ「！？そんなに来てねぇ！！！！・・・あれ？どうしてこうなった？？？」

にゃんこ「でもさぁ、当時はボットとかも計測されてたしね」

にゃん彼「ボット！！！（笑）」

にゃんこ「今はそれすらいない気がする」

にゃん彼「ボットすら来ないと。陸の孤島・・・（笑）」

にゃんこ「過去のたわごとの記事とか探すのにgoogleで絞り込み検索すると便利（笑）なんだけど、最近の更新内容はちゃんと検索に引っ掛かって来てるのか、それもちょっと怪しいと思ってるんだよね。知らんけど。」

にゃんこ「こうやってインターネットの歴史を書いてみると２００８年すごくない？」

にゃん彼「これはすごいね。FacebookにTwitter、iPhone発売が同じ年だったとは！」

にゃんこ「これが浸透して、誰もがインターネットをやる時代へと突入してく感じ。そして我がページが衰退すると。」

にゃんこ「この波に乗るべきだったかもしれないのだが・・・・。グラフの緩やかさからもわかるように、この１０年、個人ホームページはすっかり鳴りを潜めてしまったと言わざるを得ない。」

にゃんこ「インターネットで繋がってる仲間たちは生存確認のために見に来てくれる人がまだいるんだけど、私のホームページを知ってるリア友からは、まだやってたの？って言われるんだよね。こっちはコンスタントに更新しているんだが。」

にゃん彼「友達も結婚とかいろいろ状況が変わるから見なくなるんじゃない？」

にゃんこ「個人的な感覚では今までパソコンで見てくれてた勢がスマホでネットを見るようになった途端、存在を忘れたんじゃないかと思っている。」

にゃん彼「しかし、geocitiesが終了とは、時代を感じるね」

にゃんこ「このホームページも最初はgeocitiesだったしね。しかし、一番すごいのは掲示板だよ！！掲示板！！！」

にゃん彼「今使ってる掲示板、どこのサービス？」

にゃんこ「あのころ、無料掲示板サービスって乱立してたからさ。そっから適当に選んだヤツだよ。それが今でも使えるなんてすごいよね。」

にゃん彼「なんのメリットがあるんだろう・・・」

にゃんこ「そして、今でもそこの掲示板を現役で使っている人は私以外にいるのだろうか・・・。しかし、使ってくれる人がいるし、助かっているよ。」

にゃん彼「カウンタもなくなったね。キリバンという文化・・・・」

にゃんこ「ほんと、今でもカウンタがついてるサイト皆無だよね。細々と２０年くらい続けてるほかの個人サイトさんとうちのデータを照らし合わせたら面白そうなのに。（笑）」

にゃんこ「しかし、このホームページもいずれはやばいかもしれない。ＨＴＭＬ５に対応してないんだよね。＜ＦＯＮＴ＞タグが廃止されたのは痛い。あと＜ＣＥＮＴＥＲ＞とかもバリバリ使ってるし。」

にゃん彼「今からでも対応させないの？」

にゃんこ「うーん。たわごととか、今までのそのまま踏襲しちゃってるわ。今、調べてるんだけど（遅）、うちのコンテンツでそこまでしてそれをやる意味あるのかね・・・（笑）」

にゃんこ「それにこの先、無料のホームページサービスも提供され続けるかわからないしね。ホームページサービス・ＨＴＭＬ技術・来訪者数・そして己のやる気。どれをとっても割と先は絶望的ではある！」

にゃん彼「２０周年企画でそんな終わりでいいの？（笑）」

にゃんこ「２０年はさすがにひとつの歴史として語れるね、ということで。しかし、面白い時代を駆け抜けたよね。そして、記録するって面白い！その時はその一瞬のことかもしれないけど、時間が経つと時の流れの中でまた見えてくるものが違うなって感じるようになって、今でも続けている面がある。だけどさすがに誰からも忘れられる日が来たらやる気もなくなるかもしれないから、みんな、ゆる〜く見張っててね☆」