卒業旅行 〜イタリアの旅〜




イタリア行きます!!!
行ってきます!!!
ベネツィアとベニスって同じ場所なんですか!?!?(恥)
とか言うアホっぷりで行ってきます!!!



<参加メンバー紹介>
U子
うちの母、曰く「あの子は人柄ねぇー」。おっちょこちょいもB型のマイペースさも人柄でカバーか!?U子!(あぁぁーこんなこと書くとまた叱られるぅぅー)
M子
勢い大切!最近、口の大きさが7センチ(縦方向に)ということが発覚!ありえない・・・!M子!
T子
クールビューティーだが面白い物好き。得意技、一人思い出し笑い(内容を訊いても教えてくれない)。T子!

このメンバーを見て。

・・・・ん?変な子ばかり?

・・・・・・・まさか!?!?

災害娘M子がいるぅぅぅぅぅぅー!!!!
※03年度版たわごと1月25日参照。

M子より、コメントを頂いております。
M子「うち一人の時は、特に災害起こらんもん!にゃんこのマイナスとうちのマイナスにより、さらにマイナスの力が・・・・」

どうなるイタリア!?!?!?


さらに、メンバーのU子さんから苦情が。
U子「にゃんこ、自分の事ばっかりホームページに書きすぎ−!」

当然です。

U子は自分の事を書いてほしいらしい。

もちろん、今回も、自己中心的で書きます!!!

・・・・というわけで、イタリア行ってきます!!!

※今回のイタリア旅行はツアーです。大学の生協で申し込んだ、日本旅行主催のとってもリーズナブルイタリア8日間の旅です。
ちなみにオプションでプラスパリも可能だったけれど、お金がないので却下。
とってもリーズナブルなので、実業之日本社調べの最低ツアー料金18万9千円より5万円以上安いです。




2月16日

関西空港から飛ぶので、大阪に向かう。
もちろん、近鉄鈍行
近鉄鈍行で、スーツケースをガラガラひきながら乗っている妙な4人組を見かけたら、それはオレらです。間違いなく。

深夜11時に大阪に到着。

ちなみに、集合は翌17日の午前9時。

向かう先は・・・・・ネットカフェー!!!!
大阪に着いた時点で、たこ焼き食べる!?ラーメン食う!?!?みたいなノリだったのだが、道頓堀に怯える。
なんだこの黒服のにいちゃんたちは!!!!(多っ!!!)
戎橋が「ひっかけ橋」と呼ばれている所以がよくわかった。

しかし、私たち、でかいスーツケースをガラガラとひきながら戎橋を渡る4人組に・・・・
声 を か け る 黒 服 は い な か っ た 。

怖いので、とりあえず、漫喫、マンボーに入る。
うわー!快適−!!!漫喫ってこんなに最高だったのか!!!
というわけで、念願の「GTO」を読破!
いいねぇ。こういうのもアリなんだなぁ・・・・・

しかし、寝れねぇ!!!

という状況で、朝6時に放り出され、またスーツケースをガラガラとひきながら戎橋を歩くと(笑)、今度は黒服に声をかけられ、M子がにこやかに「イタリアに行きます!」と答え、黒服のにいちゃんを驚かせつつ、電車乗り場へ・・・。
ここでU子(このとき眼鏡っ子)が、自分は声をかけられなかったと、根に持っている。

南海電鉄から、日の出を見る。うわー綺麗だ。
平らな住宅街に点々と建つビル。そこに朝もやがかかり、とても綺麗だった。
井上先生の世界イバラードの借景庭園のルーツを見た気がした。


そして、空港にて集合。
(ってゆーか、どうしても「GTO」の話の途中が思い出せないのが気にかかる。)

ちなみに、今回、ガイドをしてくださる添乗員さんは女性。
ツアー参加者は35人くらいデス。

いざフライト!イタリアへ向かう。<12時間


<しばらくお待ちください>
(お絵描きバトルより)
・寝た
・お絵描きバトルをやった
・お絵描きしりとりをやった


ヨーロッパの木 途中、アムステルダムで乗り換え。
アムステルダムでは、すでに木が日本と違った。
細くて、まったく葉のついていない、枝分かれのこまかい木。
繊細な絵などに描かれてそうな感じの木だった。
まず、それに感動。
そして、イタリアへ・・・・。


現地時間20:00ミラノ
バスでホテルへ向かう。

さっそく、U子が浴室にある非常時にひっぱるべきヒモをひっぱっていた。

就寝。



イタリア旅行1日目〜ミラノ〜

ミラノ観光。
現地でふわふわのロングコートにロングブーツなミラネーゼ風の髪の長いガイドさんが登場。説明してくれるらしい。

スフェルツェスコ城 見学。
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!城だよっ!!城っ!!!
というか、王家の紋章が『蛇が人を食べてるデザイン』って!!!
素敵すぎ!!!そのダークさが!!!
でかーい入り口などもあり、馬で部屋まで行けるようにされていたことなど、説明される。
靴を脱ぐのがめんどくさいばかりか、馬までも!?!?
つっこみどころ満載にわくわくする。

伝説チックで素敵すぎー♪
ファンタジー好きとしては、血が騒ぎすぎ。
ちなみに、城を出てから写真を撮る時間が与えられた隙に、M子とオレは集団を抜け出しダッシュで城に戻り、王家の紋章を写真に撮った。このはみだし具合は後々不安だ。
王家の紋章拡大→蛇が人食ってるぅぅー!

ドゥオモ ドゥオモを見る。(右写真)
うわぁぁぁぁぁー!細けぇー−−−!!!!
塔のとがっている部分には必ず誰かがいる・・・ぐらいの勢いで彫刻が施されている。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世アーケードを見学し、スカラ座の前で解散となる。

その後は自由行動。

現地ガイドさんのお勧めのあげぱん屋さんに行って、あげぱんを食べつつ、地元の本屋さんをひやかしつつ、ドゥオモに戻って、登る。
つか、階段つれぇ!
うわー!こんなとこまで登れちゃうのか!という感じだった。
あまりに細かすぎて、もうどこを写真にとっていいのかよくわからなかった。

ラ・リナシェンテというデパートにて、お買い物。
OZの誕生日プレゼントを購入。(ちなみにOZは11月生まれだが。)
つい、うっかり猫の顔がごーんとのってるTシャツを買ってしまう。

その後、ドゥオモで疲れた足を休めたいとバールを探しつつ散策。
※バール=現地のカフェ。酒も飲める。

ドキドキしてしまって、いくつかのバールを通りすぎつつ、えい!っと入ったバールは・・・
仕組みがわかりません・・・。(T_T)

どうも、観光地からやや離れていたらしく、英語も微妙なイタリア人が、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれた・・・・。
拙くてごめんなさい(T_T)つ、、、つらい・・・。
なんとか見えてるものを頼み、頑張ってお勘定まですませる。

<イタリアにおいてわかったこと>
U子は、わかってないのに「Yeah!」と言ってわかったような素振りをする。
M子は、知っている言葉のみ、反応。&表情で伝える。
T子は、できるだけ日本語を使おうとする。
にゃんこ、オロオロ(&観察)。

いい人たちだったねぇー勉強になったねー!と一生懸命ヘコミっぷりをプラスにかえつつ、ブランドの店で有名なモンテ・ナポレオーネ通りをひやかす。
あれ?ここで、誰か、なんか買ったのか???

その後、スカラ座までまわって、その隣にある本屋に寄る。
レイモン・ペイネの絵本をゲット!!!
ってゆーか、イタリア出身の作家ぐらい調べておくべきだった・・・・。
この絵本は題名も内容もさっぱり読めないのだが、二人の男女がイタリアを旅している・・・という絵本で、その後、自分たちが行った数々の名所も描かれていた。
今回のイタリア旅行で買った、一番嬉しいものだった。
可愛いのよ−(>_<)

ちなみに、その店に、漫画の描き方らしき、本があった。
表紙はいかにもなゲーム系の女の子が描かれていたが、中身は同人誌から引用しただろこれ!!!的な代物(もちろん日本のもの)が例として出されていて、どうかと思った。

その後、エマヌエーレ2世アーケードに戻り、日本語のメニューがある店に入って夕ご飯。(※やや臆病になっている)

そして、現地のCDショップ発見。
友達に「現地で流行っているCDを買って来い」とのお達しがあったので、買おうとするも、これ、イタリアの曲ですか!?
日本で言うなら、売れてるからといってタトゥーなんか買ってっても、日本の土産とは言えない。
試聴をしてみるも、英語とイタリア語の区別なんてつかねぇし。
U子が試聴して
「こんな“アーメーノー アーメーノー”なんてフレーズは英語にないでしょ!」
みたいなことを言うので、とりあえず買ってみた。(適当すぎ)

帰りは、無料の送迎バスが来てくれるということで、20時待ち合わせになっている広場に向かう。
ガイドさんが言うには、その辺で、日本人のツアー客で固まっててください。という適当なお達し。
まっていると、19時45分にバスが登場。
運転手さんが乗れ乗れと合図をするので、乗りこむ。

気になるのは、現地の人っぽい人がすでに少々乗っている。
気になるのは、予約制になっているはずなのに満員になってしまっている。
気になるのは、乗りこみ、満席になった20時前の時点で発車。
気になるのは、置いてかれていた人がいたような・・・・・。

こうしたことを考え、ひとつの仮説がたった。
うちらは間違えたバスに乗ってはいないだろうか?

私たちは、運転手さんが乗れ乗れと指示しただけであって、誰か行き先を聞いただろうか!?
心配になったので、日本人の同じく心配そうにしている子たちに、声をかけ、「○○ホテルに行くんだよね・・・?」と訊くと、そうだと言う。
うちらは集団で間違えたバスに乗ってはいないだろうか?
集団で迷子になるのではなかろうか!?

ハーメルンの笛ふきの話を思い出しつつ(全然、違う)、はっ!!集団誘拐か!?!?と思いつつ、乗ってしまったふねバスはどうしようもない。

U子とT子がバスがちゃんとホテルに着くか着かないかを10セントで賭けていた。
(U子は着かない。T子は着く。)

ちゃんと、ホテルに着いた。

就寝。
おやすみらの。(M子考案)



イタリア旅行2日目〜ベネツィア〜

ホテルを出発し、バスでベネツィアへ。<3時間
途中、が降り出している。

水上バスでベネツィアに到着。
紋章
ベネツィアの紋章は、羽のはえてるライオンが本をもっているというカッコイイもの。
ちなみに鐘楼の時計は500年も時を刻んでいる。
爺さんの古時計もビックリ。

ベネツィアは悪天候にみまわれた。
雪降ってるよ・・・。


雨のようなみぞれがひたすら降りつづけていた。刺すような寒さ。風も強い・・・・。
傘が、ラッパになるのが当たり前な状況に・・・
にゃんこは5分で靴に水が沁みた。

遠足を履きなれた靴で行くのも考えものです。(ボロすぎ)

寒い寒い寒い寒い・・・・・
ベネツィアは素敵な街だときいていたのに、なぜこんな目に!?!?

はっ!!!
災害娘――――――――!!!!!!


晴れていたら、カーニバル中で、多くの仮面をつけたひとが見られたはずだった。
ゴンドラもお金出しても乗るはずだった(というか、京都でうかれて人力車に乗ってしまったオレとしては、ゴンドラの値段が高いとは言えない)も、欠航。
500年の時計がある鐘楼も登れるはずが閉まっている。
行く予定だった橋までも、冷たすぎて行く気にならず。
寒い、寒いと言うより冷たい、冷たいと言うよりイタイ

吹雪いてるし・・・。吹雪のベネツィアなどある意味、貴重。

とりあえず、サンマルコ広場にて昼食を食べ、少ないと思っていた自由行動4時間をどうしようか・・・と思うまもなく、足が冷たいんだってば。

しかし、やはり、少し、通りの景色を見てみると、やはり町並みが良いので、やや広場を離れる。
ベネツィアングラスなども見つつ(カーニバルは中止になったが、カーニバル料金で安くなっていた)、にゃんこ、万年筆がとっても欲しい。
うっとり見ていたら、店の人が試し書きをさせてくれた。うおースラスラ書けるー。
んーでも使わないよなぁー・・・・と迷っている矢先に、蝋を溶かして押すハンコも実演してくれる。
惚れた。
うっかり買ってしまった・・・。

その後、サンマルコ広場に戻り、サンマルコ大聖堂見学。
ガイドさんは1時間ほど並ばなければ入れないと言っていたが、すんなり入れる。
すっごい金ぴかだった!!!<これが感想か・・・。

出る時には、人が並んでいた。
タイミングがよかったらしい。(^^)

その後、集合場所に戻る。
溜息の橋でとりあえず嘆いた顔の写真を撮りつつ、ヴェネツィアをあとにする。

もう、なにがなんでも、冷たかった思い出しかありませんが。


バスでフィレンツェに向かう。
途中でお買い物できる店に寄る。
日本人の男の人が売り物の説明をする。
その人が、たばこを吸うような事を言うので、T子とイタリアでお土産になるような煙草の銘柄をきく。
その人が、メールアドレスまで教えてくれた。さすがイタリア。
・・・イタリアのメアドって、最後がitなんだね。

フィレンツェ到着。ホテルへ。

ちなみに、この日、大幅に予定が遅れ、到着時間が遅かった。
運転手のルッコラさん(仮名)はだいぶ早く帰ろうとしていたが、それには理由があったらしい。
どうも、イタリア人は、多く働きすぎると規則により罰金を取られるらしい。
この日、ルッコラさんは、予定が遅くなったがために就業時間オーバーで、罰金を取られたらしい。
こういうところをキッチリする国、サイコー!!!

夕飯はホテル近くのスーパーで買って食べる。ということになる。

そこに辿り着くまでに、高速道路なのか、それを降りた寸前のところなのか、とにかく、すんごい車が走っている道路を渡らなければならなかった。
イタリアの道路事情はすごい。
大抵、車線がない。それでもスイスイ走っている。曲がる時にウインカーを出さない。

こぇぇぇぇぇぇ!!!

ガイドさんからも、そういう点は注意されていた。
イタリア人は道路を渡る時、車の速度を計算しスイスイ通りぬけるし、車は車で人間の動きを計算し(スピードを緩めず)避けて通るらしい。
(※その光景は、最終日のローマにてお目にかかった。・・・怖い。)
つまり、日本人がうっかりイタリア人について行こうとしても、ひかれるから、見習わない。
また、車のほうも人間が歩く事を前提として動いているので、道路で立ち止まると逆にひかれるので立ち止まらない。

などの注意をうけた。

ふぇぇぇぇぇーん。。。。(T_T)こあいよー・・・・(T_T)

とりあえず、スーパーへの道のりも険しく、最初は同じツアーの子達、数人と固まって歩いているはずだったが、最終的にオレらだけ置いてかれた。

スーパーに到着。
なんと!同じ大学の友達に会う。
どうも似たようなツアーだったらしい。
驚きで、スーパーの中で騒いで写真まで撮ってしまった。

スーパーで色々とお買い物。
こういった場所の方が、品物が安い・・・。

また、怖い道を通って、ホテルへ・・・・。

この日の夕食はどうしたのかを言うには、まずU子の荷物について話しておかなければならない。

にゃんこは、旅行の荷物をスーツケース半分しか入れて来ず、服だけしか持って行かなかったと言っても過言ではない。
U子は正反対で、ありとあらゆるものをつめこんでいた。。。
飛行機のスーツケースの重さが制限20キロと言われている中、彼女の荷物は出発前にして、すでに19キロあったという・・・。

なにをそんなに持ってきているんだ!U子!

そんなU子は、日本食をごっそり持ってきていた・・・。
「イタリアの食べ物、おいしそうで楽しみ―!!!」と言ってた割に、イタリアの食べ物、信じてない。

<彼女の持ってきていた日本食>
・チンするご飯×3
・ふりかけ
・焼き鳥の缶詰×2
・ヤキソバ(カップメン)
・カップラーメン

遭難しても大丈夫ですね。

そんなこんなで、にゃんこは、散々、U子のことを笑ったものだった。

しかし、この夜、U子のご飯を食うことに。
T子も五目ご飯を持ってきていたので、ちょうど4人分!
電子レンジでチンするご飯は、熱いお湯に漬けておくと、できあがるらしい。
という裏わざにより、お風呂のお湯を使おうとしたところ・・・・・
お湯が出ねぇぇぇー!!!

ホテルにはポットもないので、
急遽、ペットボトルの中を空け、チップを握り締め、ホテルにお湯を貰いにいく。

チッチッチッチ・・・・(お湯に漬け中)
※ちょっとした事情により、画像補正済。

そして・・・・
できたー!!!

ちゃんと、ご飯だった。(五目だけは、パサパサしていた)
ふりかけをかけて食べる。
ヤキソバもごはんも、う、、うまい・・・・。

U子!!!笑ってごめんよーーーー。(T_T)

というような夕飯だった。

今日のベネツィアが最悪だったので、M子がスカーフでてるてる坊主を作っていた。

就寝。

この日、風呂のお湯は深夜の2時から出るようになったらしい(その時間、にゃんこもM子も熟睡中で朝シャンした)。



イタリア旅行3日目〜フィレンツェ〜

ホテル出発。
M子のてるてるさんのおかげで、天候はなんとか、晴れ気味。

プラス100円でピサの斜塔に行けるというオプションに参加。
これはツアーの全員が参加すると言ったので、皆そろってバスでピサへ向かう・・・・と、出発してそんなにたたないうちに・・・・・目の前で事故が!!!

ガイドさんが、目の前でトラックがくるくる回ったと、ガイドしてくれる。
ガイドさんも、こんな目の前で事故を見たのは初めてだとか。

はっ!!!
災害娘――――――――!!!!!!


※どうも、M子のてるてる坊主が、雨を止めるのにはとても力が必要だったらしく、雨を止めた替わりに別の災害を引き起こしてしまったらしい。

2車線ある高速道路は完全にストップ。
そこに、ガイドさんのガイドが入る。
「イタリア人は皆さん、好奇心旺盛ですからね〜。みんな、降りて見学に行ってますね〜。」
見ると、泊まっている車、全部、運転手さんが乗っていない。
皆、降りて見学に行っていた・・・・・。

運転手さんのルッコラさん(仮名)も、見に行っていた。
ルッコラさんの情報により、事故った人も全員、無事だと言う。
ひとまず安心。ルッコラさんはこの時間を利用して、バスの掃除をしていた。

好奇心旺盛なイタリア人は、それだけでは収まらなかった・・・。
対向車線がなぜか渋滞。

警察も来て、怪我人もいない。
2車線あるなら1車線使えるようにしろよ!!と言いたかったが、1時間半、完全ストップ状態。
事故処理の途中で、警察、対向車の渋滞の交通整理をしている。
そんなことより、こっち側の道を空けてください。

しかし、誰もクラクションを鳴らさず、後ろの方からはぞくぞくと見学者がやってくる・・・すげーぜ!イタリア!!

そんなイタリアを堪能した後、ようやく事故処理は終了。ピサに向けて、バスは走る。

ピサに到着。
前日、スーパーにてあった大学友達はすでに、ピサに行っていた。
「ピサの斜塔どうだった?って訊いたら、アイツ、『ほんとに傾いてた。』って言ってたよー!」
「あはははははー!そんなの当たり前じゃーん!!!」
トコトコトコトコ(歩)→ピサの斜塔

「うわっ!ほんとに傾いてるぅぅぅぅぅーーー!!!(がびーん)」
ピサの斜塔
ピサといったら、傾いているのを支えるポーズが流行っているわけで。
しかし、にゃんこは、そんなありきたりなことをやりたくはなかった。

とりあえず、ピサの斜塔をパンチで倒す!キックで倒す!!!(感じで写真を撮る。)

ちなみにU子アイデアはピサと同じ角度に傾く。
こちらは、非常に難しいと言うことがわかった。(傾いてるのかよくわからないのだ)

イバラードのフクオカさんがピサの斜塔に登ったと言っており、ピサの斜塔って登れるのか!?と思っていたら、どうやら去年から登れるようになったらしい。
ここでも混んでいなかったために、登れることが判明。
15ユーロとちょっと値段ははるものの、そこに塔があるなら登る。
しかし、自由時間が少なかったため、15分で帰って来いとのお達しが・・・・1分1ユーロ・・・(貧乏性)

クルクル螺旋階段を登る。
傾いているだけあって、傾いている側に向かう時はすっごく楽、逆はすっげーツライことが判明。
膝が笑うよー・・・わっはっはっはーーーー・・・・やがて、上の・・・・方へ・・・・ぜいぜい(疲)
うおぉぉぉぉぉーーーー!!!怖っ!!!

手すりは一応あるものの、すんげー高い上に、風がびゅーびゅー吹いていて、怖い。
ここで、T子とU子はギブアップ。
M子だけは気持ちいい〜と喜んでいた。
にゃんこは、冷や汗をかきながらも、果敢に動き回る。

さらに上まで登れることが判明し、にゃんことM子は頂上まで登る。
にゃんこも怖かったが、そこに階段があるなら登るしかない。
上ほうが手すりがしっかりしていて意外に怖くなかったので、U子&T子に教えてやったら、U子は登って来た。
しかし、T子はそこを動かず、座って街を見下ろしていた。
T子は、自分が意外に高いことがダメだったことを、今回、初めて知ったらしい。
そこで赤レンガの屋根の連なるヨーロッパの町並みを見る。
レンガな屋根の町並み

螺旋階段その後は、制限時間の関係上、わたわた降りる。
下りの階段は三半規管がおかしくなりそう。

案の定遅刻したので、ガイドさんに連れられて、バスに乗るはずのところを歩くことに。
郊外の家などが見れて、ちょっと得した気分だった。

バス降り場にツアーの皆が待っていた。
バスの運転手のルッコラさん(仮名)が、皆を呼んだのだが、皆、顔を覚えてなく無視されたらしい。
しかし、その後、ある意味、ルッコラさんは忘れられない人となった。
あんまり区別はつかんけど。


ルッコラさんのバスでフィレンツェへ向かう。
そこでは自由行動。

ミラノに比べても、路地の暗さが(ステキだけど)怖かった。
気をひきしめる。
アルノ川沿いを歩きつつ、とりあえず昼食を・・・ということで、バールに入った。
ここのおじさんがとても気さくな人で、うちらを見て日本人とわかったらしく、バールにかかっている日本人の絵描きさんの絵を紹介してくれた。
おじさんもお気に入りで、どうやら友達のようだ。パンフや名刺や写真などを見せてもらう。
綺麗な色の水彩の絵(だったと思うが、実は記憶が曖昧)。
しかし、おじさんが呼んでいた名前は名刺に書いてある名前とは明らかに違う名前だったのが気になる・・・・。
間違えて覚えていたのか・・・・愛称にしては遠い。
思わず、日本語で「え!つか、名前、違うし!」とつっこんでおく。
にゃんこは、記憶の神経が作動していなかったので、その絵描きさんの名前を覚えていなかったりして・・・。
M子の記憶では中村勝宏さんという方だったらしい(おじさんはKATUYAMAさんと呼んでいたが)が、ホームページ検索にひっかからなかったため、自信なし。

そんなノリノリのおじさんに、昼食のパニーニを頼み、
予習をしておいた、スプレムータ ダ アランチャ(発音に自信なし)を頼んでみる。
これは、オレンジをまるごとしぼった100%のオレンジジュースである。
うちらに絞る前のオレンジを得意気に見せてくれた。

・・・・うまーい!!!!

めちゃくちゃおいしいです。スプレムータ ダ アランチャ!
そこで、昨日教えてもらった煙草をお土産にすこし買った。
※欲しい人にはあげます。にゃんこに会う人限定。

その後、雑貨屋や木のおもちゃ屋さんなどを周り、サンタクローチェ教会の前を通り過ぎ、ヴェッキオ橋へ。

なんだ!この可愛い橋は!!!!
ポンテ・ヴェッキオ

ひゃー橋に家がくっついてるよー!可愛いよー!
この橋は、暗殺を防ぐべく、宮殿と宮殿をそのまま繋ぐという役割をしていた橋らしい。
昔はその橋にくっついてる両脇の家々には肉屋が入っていたのだが、あまりの異臭のため、偉い人が嫌がって、全部、金細工の店に変えるよう命じたらしい。
そんなこんなで、現在も金細工の店がずらーーーっと建ち並んでいた。
そんな橋をとおったが、見た目は普通に店のある道。って感じだった。
ショーウインドウがキラキラですごかった。

その後、ハッチーお土産リクエストのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局まで、ひたすら歩く。これはT子にとっても、本日のメインらしい。
この薬局は、薬局と言えども薬局にあらずな薬局だった。
修道院の中にある(らしい)お店で、すべて品物がショーケースの中に。
そして驚くべきことに、値段がどこにも書いてないのですが?
・・・・だいたい一つの石鹸が7ユーロだった。(高っ!)

U子とT子がお土産を迷っているうちにM子とオレはちょっと飽きてくる
と、なにやら看板が建てられ、今まで入れなかった場所が解禁になっている。
なんだろう・・・・と思って読んでみると・・・・
どうやら、オペラが始まるらしいっす。(多分)
その看板のむこうへ、続々と、タイツに艶やかな黒靴を履いた子供連れのご夫婦や、ふわふわなコートをはおったマダムたちが入っていく。
これは間違いなかろう。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 M子とオレは、恐れおののき、早めに退散する。
そしてテクテクと冒険。結果的にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会(右写真)のまわりを一周していたらしい。
そうして、U子&T子とはぐれた。
携帯がない不便さは痛感したが、なんとか合流。

さっむい中、ジェラートを食し、U子がヴェッキオ橋の金の蝶のブローチが忘れられないと言うので、戻ることに。
そこに向かいつつ、ブランド街を通ろうとしたが、なにか道を間違えていたらしい。
ちなみに、地図を確認していたのはオレだったが・・・・オールオッケー(適当)。
ツアーの子の中には、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会まで辿り着かなかった子もいたらしい・・・。
道すがら適当に、インテリア雑貨系の店には見つけたら入っていた。
フィレンツェはそういう店が多かったので、もっと散策しても飽きないだろうなぁ。

夜のポンテ・ヴェッキオ 夜のヴェッキオ橋周辺はまた綺麗だった。
キラキラな中で、U子は、可愛い蝶のブローチを購入。
ってゆーか、その間、オレとM子はまた脱走して写真を撮っていた。

しかし、この日、注意していたジプシーなどには会わなかった。
ガイドさんには「ジプシーはスカーフを巻いて、それとわかる格好をしています」と言ったので、内心、それとわかる格好してモノを取ろうとするのかよっ!と、つっこんでいたが、それとわかる人はいなかった。

ちなみに、現地の救急車パフパフパフ〜というやんちゃな音で走るので、オレはどこかの族の類だと思っていました。ごめんなさい。

その後、ツアーのバスに戻る。
そっからホテルに向かう。

夕飯は、ルッコラさんが15ユーロで満足に食べれる店を紹介してやるので行かないか。というので、やや高いとは思ったものの、ついていってみることにする。
※ルッコラさんは日本人女性と飲みたいのだ。
結果的に、ツアーの参加者の大半が参加。
地元の陽気な飲み屋兼、食べ物屋さんみたいなところに連れてってくれる。

そんな中、なぜかルッコラさんは、一人、別席に配置された。(笑)
ルッコラさんがかわいそうだとは思いつつ、口を開けば「かわいいね〜」というルッコラさんに「一緒に座りましょう」とは恐れ多くて言い出せず。
多分、ルッコラさんが狙っていたと思われるガイドさんもサクサクとうちらと同じ席につく。(笑)

久々に肉を食べた(T_T)<それまで、パスタやパニーニばかりだった。
量はとにかく多かった。
パン・スープ・パスタ・鶏肉・トルテリーニ・ピザ・にデザートでアイス。あとはワイン(とジュースなど)飲み放題。
イカ墨をねりこんである黒いパスタがうまい。
あと、イタリアはトマトソースがほんとにトマトの味がしてうまい。
そんなにいらんがな。というほど、ワインをつがれ、量が多すぎて、ピザはとても食べられなかった。

酔っているのかいないのか、ガイドさんのテンションがおかしい。軽く毒舌で笑える。
※この頃から、ガイドさんがやや気になる存在として、うちらの間で話題になる。

ここでルッコラさんの父親と呼ばれている人(本当かどうかわからない)が登場。
バーに必ずいそうな、太った陽気なよっぱらい。
バーに流れる陽気な音楽に太った体を揺らして踊る。
あぁぁぁ〜こういう人って必ずいるよねーーーと思っていたが、こんなバーに来るのは、にゃんこは初めてなはず。
なぜ、見たことがあるのだろう・・・と思っていたら、
ダンシングサンタにそっくりだった。

どんちゃん騒いだあと、ホテルに帰る。
T子とU子が、にゃんことM子の部屋にきて、「ここの部屋はどうしてテレビがついてないの?」と不思議そうにしていた。
にゃんことM子はホテルでは風呂に入るか寝るかしかしない。

おやすみけらんじぇろ。(T子考案)



イタリア旅行4日目〜フィレンツェ〜

今日はフィレンツェで集団観光の日。

天気は曇り。というか、空が茶色い。
どうも、アフリカから砂が飛んできたらしく、砂の雨が降る。
普通の雨なのだが、乾くと砂のあとがつくので、服も傘も車も汚れまくりだった。
※しかし、この状態はテレビで放映されていたので、珍しいことなのかもしれない。(ビバ!)

バスを降り、アルノ川沿いを集団で歩いていると、昨日、昼食で入ったバールが・・・。
あのおじさんいるかなーと思いながら歩いていたら、マジで出てきて手を振ってくれた!

ウフィッツィ美術館に入る。
ここではボッティチェリの「春」や「ヴィーナスの誕生」などの有名なものが見れた。
ここも、普段はすごい人だかりだそうだが、うちらの時はとても空いていた。
うちらは天候運はないが、並び運はいいらしい。
ここで現地の日本人ガイドさんが説明してくれたが、やたら特徴的に「遠近法」を言う、カラフルなおばちゃんだった。
時間の関係上、だいぶ端折ったが、館内を見学しそのまま外に出て、そとのシニョーリア広場へ。
そこで自由時間が取られ、写真を撮ったり、そこにある屋台っぽい出店みたいなとこで土産を買えという。
※普段は美術館内で自由行動になるはずが、現地のガイドさんがそこの屋台の人と知り合いだったらしく、そういうことになったらしい。

しかし、にゃんこたちは、ウフィッツィ美術館で欲しいものがあった!

それは、ウフィッツィ美術館のガイドが絵本になっているもので、日本語版もあり、書き出しは「ウフィッツィかぁ〜まいっちゃうなぁ〜」という粋なもの。
入館したときに見かけ、これは買いだろう。と思っていたが、その屋台にはないので、美術館までダッシュで戻る。

うぉ!美術館内のお土産コーナ!再入場禁止じゃん!!!!

<ここからは音声だけでお送りします>

「え!?マジで!!!??」
「いざとなったら!ノン・カピスコ!(わかりません!)」
「えいっ!」
「あ!これだ!これ!」
「わーい!」
「トラベラーズチェック、オッケー?」
「グラッチィエ!」

「はっ!ガイドさんだよっ!外にガイドさんがっ!!!」
「どうする?やばいかな!?これ・・・」
「え!?見つかった!?!?見つかった!?!?!」
「とりあえず隠れちゃった!」
「見つかってもいいんじゃないの??」
「つーか、もう出ちゃえ!出ちゃえ!」

「ガイドさーん」
「すみませーん。」
ガイドさん「おー!よくやった!」

美術館の再入場は禁止です。

他にも、中で買いたい子がいたらしく、 そのため、ガイドさんがついてって、中にいる日本人客にお金を渡して買ってもらったりしていた。

広場に戻って、屋台でペンを買う。
ネタ帳日記で使う予定のペンを二本も持ってきていたにもかかわらず、どっちもインクがなかったため、きれてしまったからだ。

ドゥオモ ドゥオモに行く。
ここも登れるらしいので、自由時間の間にのぼる。

螺旋階段で疲れてヘトヘトになる。上の方にあがって絵を眺めていると、くしゃみが出そう・・・。
実は、イタリアに来てから、なにやら、花粉症の気配がしているのだ。
というわけで、神聖なドゥモにくしゃみを響かせました。すみません。

さらに上にあがれるらしく、上っていく。
なんだこれ!と言うような、ほぼ垂直のすんごい階段を上る。
膝が笑うよー・・・わはははははははーーーー

頂上で町並みを見下ろす。

降りて軽くお買い物をしたら、集合して、皆でお昼。(この日の昼食は、ツアーの一環)
いっつもバールなどで軽食を食べていたので、トラットリアでご飯を食べたのは始めてだったりした。
※トラットリアでさえ、正式なレストランではないが。


ミケランジェロ広場で10分ほど写真休憩をもらう。
ミケランジェロ広場より


ローマへ向かう。
帰りは、インターみたいなとこでパニーニとドーナツ、バナナとオレンジジュースを買いこんで夕飯のかわりに。
レジの手際の悪さにややイライラ。

ついに、帰りのバスで、昼間に買ったペンのインクが出ないと、にゃんこ不機嫌になる。
あの屋台はボッタクリではないか!?と思ったら、そこでおまけまでもらっていたU子がうらめしくて、やつあたりしていた。
あげくに、分解したら元に戻らなくなった。
U子が「私、ペンの分解博士だから!」と言って、直してくれた。インクもでた。
2日目フィレンツェのご飯に続き、U子を崇める。

どうやら、オレは疲れているらしい。
さらには、旅行後半にかけて、バスで隣のM子の話を半分以上きかなくなっていた。
ご、、、ごめんなさいでした(T_T)

ローマのホテル到着。
だんだんホテルの質が悪くなっている気がする。

T子とU子の部屋は風呂が詰まっていて使えなかった。
オレとM子の部屋は、ドアのカギの調子が変だった。
あと、ひたすら、暑かった。

U子がうちらの部屋で風呂を借り、出る頃には、にゃん&Mはもうほとんど夢の中だった。



イタリア旅行5日目〜ローマ〜

最終日だよー!
この日の天気は曇りときどき雨。

まず、全員でバチカン市国に行き、サン・ピエトロ大聖堂へ。
ここで、現地の日本人ガイドさんと合流。
その人は、パキパキしている人で、いろいろ注意を受けた。
神聖な場所なので、「うわー!」とか言ってはダメらしい。

ブレてるし。 日曜日だったので、この日はミサがあるらしく、ローマ法王も顔を出す日らしい。
サンピエトロ大聖堂に入って見学していると、ミサっぽいのが始まった。
敬虔な空気にゾクっとする。
私とそんなに年もかわらないだろう子がひざまずいて祈っていた。
カメラを持って観光に来ている私と大きな隔たりを感じた。彼女の見ているものはなんだろう。と思った。

パイプオルガンが鳴り響いた。
うわー!すげーーー!!!!(と思ってしまった。やっぱり)

外に出たら、入り口ではえらい行列ができていた。
やっぱり、入場運はいいらしい。
日本から一緒に来たガイドさん(今や憧れ)と一緒に写真を撮ってもらった。
このガイドさんの真似がU子はとてもうまい。

移動中、現地ガイドさんに
「蚤の市はお勧めしません。はっきり言って、スリばっかり。」
とガイドされた。
ほとんど盗品かジプシー並のボロ服を売っていて、さらに来る人の荷物をスルという、悪循環な市らしい。
恐るべし。ローマ。

コロッセオの外側を見学。
猫がいた。
人相悪い。

トレビの泉で解散となる。

ローマに来ると、ほんとに治安が悪い。
スリの注意も散々されたし、普通に、それとわかるジプシーもいる。
荷物から常に手を放さない状態で歩く。

トレビの泉でジェラートを食べた後、日本から一緒のガイドさんがスペイン広場まで連れてってくれるというのでついて行く。

スペイン広場でローマの休日に思いを馳せつつ、ジプ(ジプシーのこと)にびびりつつ、にゃんこがどうしても行きたいと言っていた骸骨寺に向かう。

途中で腹が減ったので、バールに入ろうということに。
日曜なので店がほとんどやっていない。という話だったが、比較的、食べ物屋は開いていた。
バールに入り、サンドイッチとチョコラータを頼む。
チョコラータはココアよりもっと濃い感じ。ほんとに濃厚なチョコレート。
バールでは立ち食いが主流というので、立ち食う。

というか、ここのバールのお兄さんがとても面白い人で、始終、店に流れている音楽と共に歌っていた。
歌いながら、クルクルとグラスを用意したりしていた。
カプチーノの泡でハートを書いて見せてくれたりした。
とても陽気だった。
M子がサンドイッチを選ぶ時に「コッチコッチ!」と言って、バールのお兄さんは「コチコチ」という言葉を覚えた。
T子が「「陽気ですね」ってイタリア語でなんて言うんだろう・・・」と言っていた。
(でも、日本的に考えれば、本当にそんなこと言ったら、逆に失礼な気もする(笑))
うちらも歌える歌があったら楽しいのにね・・・・と言っていたら・・・・

来ました!タトゥー!!!!

一緒に歌った。(笑)
しかし、タトゥーの有名なあの歌のサビの部分の舌がまわらないのは、オレらだけ日本人だけですか?

陽気な気分で通りに戻り、骸骨寺に・・・・やってなかった。
ここは、多分、たまにテレビでもやってるようなとこだったと思うんだけど、一面の壁が骸骨で装飾されていると言うところ。
どうも、入り口の張り紙を読んでみると、昨年の12月23日から閉まっているようだった。

諦めて、M子がキラキラと目を輝かせたコロッセオに戻ろうかという話に。
ここで地下鉄に向かう。

ガイドさんが「4人だったら大丈夫ですよ〜。でも夜に乗るのはお勧めしませんね〜」
と言った地下鉄なのでドキドキしながら、階段を降りる。
ん・・・案外普通・・・?

しかし、地下鉄を見てびっくりした。
車体が、落書きでうめつくされてるーーー。こわぃーーーー!!!

ドキドキしながら、乗りこもうとする。
車内は、結構、混んでいる。
わたわた乗りこもうとすると、隣の車両からホームに降りた子供たちの集団がうちらが乗りこもうとしている車両に入ろうとしてくる。
子供たちは普通のカラフルな服を着た子供たち。

にゃんこは、おー、やっぱり、皆、しっかり荷物を持ってるなーなんてキョロキョロしながら乗車。
子供たちも一緒にわたわた入ってきたので、軽く押される形になる。
と、U子を見ると・・・・・
U子の鞄のチャックを探ってるんですけど。この子供。

一瞬、なにをしているのか、意味がわからず、見つめてしまった。
と、地下鉄のドアが閉まる直前に、子供たちは一斉に出て行った。

なに!?!?なに!?!?!?!これが噂に言うスリですか!!!
慌てて、U子に「あんた!今スられかけてたよ!!!」と言ったら、U子は全然気づいてなかった。
仏心に、「まぁ、子供たちが乗れないわ・・・わたわた・・・」となっていたらしい・・・。
その時、M子は、鞄のチャックに手をかけられたので、反射的に思いっきり(子供の手を)はたいたらしい。

ショック・・・・。
しかし、誰もすられてなかったので、良かった・・・。

その後、地下鉄を乗り継ぎ、ハラハラしながら攻略。
乗り換えした電車では、アコーディオンを弾く男の子がいた。

そして再びコロッセオに到着。
コロッセオ

20分待ちだったが、それぐらいなら余裕で入場。
コロッセオ内部

うーん。冒険好きの血が騒ぐぜーと思いつつ(M子の血もだいぶ騒いでいた)コロッセオを出ると、トレビの泉で別れた現地ガイドさんが、別の旅行者をガイドしていた。荒稼ぎ!?
しかし、そちらのツアーはお金がかかっているようで、ガイドさんはマイクで話し、旅行者はそれをイヤホンできいていた。
・・・オレらなんて地声だったので近づいて一生懸命聞いたのに(T_T)せつねー

次は真実の口へ。
こちらもそれほど並ばず写真が取れた。

その辺の遺跡などもチラチラと見つつ、バールを探す。<足が疲れている。
バールで最後のスプレムータ ダ アランチャを飲む。うーん。フレッシュ!
そこで、どうしようねー今後。という話をしているうちに、雨が・・・これ以上動きたくねぇー。ということになり、目の前にあるコンセルヴァトーリ美術館&カピトリーノ美術館に入ろう。ということになる。

フォロ・ロマーノ ここは、狼がふたりの人間の子供に乳を飲ませているという像で有名なところ。
ミケランジェロがデザインしたと言われる階段をあがり、中に入ると、フォロ・ロマーノ(遺跡)<左写真 が見渡せる場所もあり、良かった。

ほとんど、彫像ばかりの博物館だった。
そして、ついに、かの有名な、狼が子供を育ててる像を見た!
狼の顔が想像以上にマヌケだった。

充分に美術館を堪能した後、バールに入り、サンドイッチと水で夕食。
ここでも、やや言葉が通じなかったが、みんなたくましくなっていた。

その後、ガイドさんに地下鉄とバスで帰る方法もあるけれど夜の地下鉄はお勧めできないからタクシーで帰ることをお勧めする。と言われていたので、タクシーを捜し、乗る。

ここで思い出したのが、イタリアの交通事情。
にゃんこが助手席になったのだが、軽いジェットコースターか!?と思ってドキドキした。
しかし、車線のない道をスイスイと通りぬけ、その快適なこと。

ミッションのくせにガタガタしないし、ほとんどスピードを緩めることなく、日本のようにちょこちょこと止まったりもせず、それこそ運転うまいんじゃん!といった感じ。

タクシーで50分ほど、料金30ユーロという話だったのに、20分15ユーロでホテルに到着する。
どうも、ステキな裏道から行ってくれたらしい。
しかし、ホテルの裏側に車をつけてくれたため、予想よりだいぶ早く着くは、見たこともない景色だったはで、うちらのホテルではないような気がして不安で、一生懸命確認してしまった・・・・。

しかし、無事到着していた。

その日、風呂の苦情を言っておいてあげるとガイドさんが言っていたので、風呂が直っているかどうかでT子とU子はまた10セント賭けていたが、やはり直ってなかった。

にゃんことM子は、この日、おやすみも言わずに、布団に入って即、考える間もなく寝てしまった。



イタリア旅行6日目〜帰国?〜

いよいよ帰国日。
ホテルを出発し、空港に到着する。
ここで、親に頼まれていたワインを購入し(・・・重っ)、あとは帰るのみ。

しかし、どうやら、天候により来るはずの飛行機が送れているらしい。

はっ!!!
災害娘――――――――!!!!!!


ガイドさんが心配そうに走りまわっている。
ここでアムステルダムの乗り継ぎに失敗したら、アムスで自腹で宿泊。 とのこと・・・・マジっすか!?

ガイドさんにどんな按配かきくと、6割は帰れるが4割は宿泊な感じらしい。

ここでまた、宿泊か帰国かで10セント賭ける。
帰国できる→U子、T子 宿泊→にゃんこ、M子
オレとM子はなに!?オプションでプラスオランダ!?と密かにわくわくしていた。

とってもリーズナブル イタリア8日間 プラス オランダ1日

あぁ・・・・不謹慎だけど、楽しそうーー!!!!

そんなこんなで、飛行機の遅れは2時間!
アムステルダムの空港に着いたとき、ややへこんだガイドさんに、乗り継ぐはずの飛行機は行ってしまいました・・・と告げられた。

そっからのガイドさんの奮闘振りは本当にすごかった。

とりあえず、宿泊施設を探すと同時に、荷物を下ろしてもらえないか交渉。
ツアーの中で、パリ行きの人たちはパリに飛び立ち、お金のない子たちは空港に泊まるというので、入国しなかった。

にゃんこたちは、祝☆オランダ入国ー!!!&10セントゲットー!

入国したと同時に、M子の靴が壊れる。
つま先の底がべろーんと剥がれる。

遠足を履きなれた靴で行くのも考えものです。(ボロすぎ)<デジャヴ

つか、オランダはやはり、寒かった。
この日、見た夕日はとてもきれいだった。
あぁ・・・取り残されたオレらを祝福しているようだ。暮れていくよ・・・。
ってゆーか、ヨーロッパではじめて夕日見たよ。オレら。
綺麗だし。


スーツケースは降ろしてもらえない・・・というはずだったが、ガイドさんが散々言ってくれたらしく、わかる人のみ、スーツケースが戻ってくる。
うちらの中では、M子のみ戻ってきた。

しかし、M子のスーツケースに役立つものが入っていない。(むしろ重い)ということで、M子、ヘコむ。
しかし、彼女はそのおかげで、スーツケースが万が一壊れた時のために・・・と、持ってきていたガムテープを靴の修復に使うことができた。(変)
一方、スーツケースが戻ってこなかったうちらには、おとまりセットが進呈された。わーい。
しかし、肝心の下着が入ってなかった。

しかし、よく考えれば、行く前も満喫オールしたうちらが、一日中風呂に入れないとか、どってことない気も。

ガイドさんが予約してくれたホテルに行く。
3人部屋だったが、思いっきりベッドを動かし、4人で寝ることにする。

とても安いホテルで、ガイドさんも
「三ツ星レベルなんで期待しないでくださいね〜」
と言っていたが、今までのホテルで一番良かった。

どうせだから観光もしたかったが、そんな時間はなかった。
しかし、イタリアと違って、道路に白線がひいてあることに妙に感動・・・。
イタリアの家はほんとにレンガ作りー味があるーって感じだったが、オランダの家は日本で憧れるようなおしゃれな家。という感じで、出窓のついてるような家を見ることができた。

ホテルから空港へは無料のシャトルバスが出ていたので、一旦ホテルで荷物を置いたら、空港にもどり夕飯は空港で食べる。
ここのキ●グバーガーの回転の悪いこと!
店員、余所事やりすぎ!!!!イライライライラ。
しかも、なぜか、頼んでないものまでやたらと来た。

ここで、どうも、今日の宿泊費&食事代は保険で下りるらしい。という話がまわりはじめる。
マジッすか!?!?
とりあえず、レシートなどは取っておく。

ガイドさんが
「そんなことなら、朝食、昼食付きの高いホテルにすればよかった!」
と言い出す。
(そんなガイドさんに、オレらはもう惚れまくり)

M子の靴が壊れたのもオランダなので、経費保険で落とせないか!?という話になる。
はっ!オランダで靴と言えば・・・!!!
木靴!!!!

空港をひやかしていたら、缶チューハイが売っていたので、これは飲まなきゃやってられない!!!(これも経費保険落ち狙い)という感じで、T子以外は一本づつ缶チューハイをうっかり買う。

ホテルに戻り、とりあえず、コレクトコールで保険屋さんに電話すると、保険がやはり下りるようだ。
やったー!わっしょい!
※しかし、浮かれて木靴を買うようなことはしなかった。

うちら4人はもうガイドさんに惚れまくっていて、U子が会長になりファン倶楽部まで作っていたので、保険の報告も兼ねつつ、ガイドさんを捜しに行く。
ロビーにいて、同じツアーの男の子たちとしゃべっていたので、にゃんこらも混ざる。
あげくのはてに、うちらはチューハイを持ちこみガイドさんと話しこむ。

ガイドさんはこの道9年やっているが、こういう事態はほぼ1年ぶり。そして、オランダに宿泊はなんと!始めてということだった。
さすがオレ達の力☆

ガイドさん「この4人組はいつも笑っているイメージがありますね〜。」
同じツアーの男の子「よくそんなに話すことがあるなーと思うよー。俺ら会話ないもん。」
にゃんこ「あははは!常に隠し玉で!!!」
U子「あはははは!もう、いざとなったら、思い出し笑いで!!!

ガイドさんには「箸が転がっても笑える年頃なんですね〜」と言われた。
が、違います。
箸が転がって笑ってるんじゃないんです。
むしろ、自分たちで箸を転がしてるんです!
笑いのために!!!!(熱)
<キマッタネ!

ずいぶん話しこんだが、夜中の1時ごろに、M子とオレがうつらうつらし始めたので、お開きに。
ガイドさんはそれから、遅延証明書を書いたらしい(T_T)

さて、オレらも寝るか。ということで、
U子、オレ、M子、T子という並びで寝る。
U子からM子までが2人用ベッドで3人寝るという形。T子はくっつけた1人用のベッド。
最初、オレとM子の位置が逆だったが、真ん中にいるM子が暑い・・・と言って布団をめくろうとするので、U子とオレが迷惑して、配置を換えたのだ。

おやすてるだむ。(もはや意味不明)


ちなみに、深夜、真ん中に配置されたオレがM子を蹴り、U子にパンチをあびせるという、ちょっとした格闘だったらしい。(オレは記憶がないので知らんねこ)




帰国

出発時間は遅かったので11時集合ってな感じで、存分に寝れた。

にゃんこは飛行機の中であまりに暇だったため、音楽を聴きながら、この旅行のネタなアンケートを書いていた。
答えてもらおうと、他の3人をみたら、U子以外、全員寝ていた。

にゃんこはあまりに退屈で、飛行機が日本についたとき、とってもキラキラしていたらしい。

帰国。

関西空港でガイドさんとの別れを惜しみつつ・・・・。(T_T)ダー悲しいよー。
アムスでガイドさんからきいた、おいしいたこ焼き屋が関空にあるというので、それを食って帰る。

もちろん、帰りは近鉄鈍行。

今回、ようやく、ケーイチさんが言っていた風車とやらをM子に指摘され目撃することができた。
それよりも、金の観音様がいらっしゃる上に、有名な彫刻の巨大レプリカがやたら建っている温泉(?)。あれはなんですか・・・。(やや絶句)

あ。蛇足ですが(わざと)、U子のスーツケースは帰りは22キロでした。
(猫は15キロ)

あ。蛇足ですが、写真の現像代が大阪へ2往復くらいできるほどでした!やりすぎっ!ビバ!
(基準は近鉄鈍行)

また行きたいな〜♪



ねごと

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