にゃんこ展 裏レポート

〜裏レポート、それは裏のバタバタを語るレポート。ええんか。公で書いて。〜

にゃんこてん


<2日前>
荷造り終了。荷造りしたのでもうなんにもできない。
翌日が雨になりそうだったので、大きい物だけは先に車に積み込む。

<1日前>
展示物が全部車に入るか不安だったが、なんとか入った。

<搬入>
初日の午前中
にゃん彼の車で現地入り。
姉が手伝ってくれることになり、来てくれる。
ほんとは大学生になった姪っ子が手伝ってくれるはずだったが、授業をさぼって寝ていたらしい。けしからん。

雨の日だったけど、搬入時は降ってなかった。額に入っていない絵もあったので助かった。 にゃん彼の日頃の行ないのおかげらしい。

写真展の記録だと搬入に5時間かかったという記録があり戦々恐々としていたが、だいたい3時間くらいで設置できた。
計画段階で、絵が全部入りきらないんじゃないかと不安だったんだけど、めちゃくちゃちょうど良い感じだった。
にゃんこは絵の置く場所や配置を迷いながら歩き回り、姉とにゃん彼が実際の設置やいろいろ細かいことやってくれた。
これがめちゃ助かった。同時にお花が続々と届きだす。
その後、お昼に行く。ギャラリー周辺はオシャレエリアで、すごいいい感じのお店でパスタを食べた。
しかし、食べてる途中で急速に食欲がなくなる。どうやら緊張してきたらしい。

<初日 金曜日 スタート>
スタート直後から胡蝶蘭を持った元上司登場。
そっから続々と人が来て、常に3〜4人が見てくれている状態となる。
お久しぶりの懐かしい方が多くて、10年ぶり、20年ぶりの人が次々と顔を出してくれた。
自分で呼んどいてなんだけど、あのひとも!このひとも!わー!って感じだった。(笑)
最後は高校ぶりの同級生が現れ、思わず抱擁してしまった。懐かしかった。
私の高校時代が黒歴史じゃないかと確認するも、それはやや被害妄想らしい。
でも大人になればなるほど自分の心地よい方向にいっているよね。みたいな話を落ち着いて話せて楽しかった。
この日の来場者12人。

家に帰ったら疲れすぎてなにもできない。
そして、なんかお久しぶりの人と会いまくったテンションで、なかなか眠れなかった。
<2日目 土曜日>
次の日も雨。にゃん彼が車でにゃんこをギャラリーまで運んでくださる。
胃が働かないので、コンビニで買ったサンドイッチを食べてスタート。
ギャラリーの周辺には素敵なお店がいっぱいあって楽しみだったのになぁ。

この日も様々な方面の知り合いが来てくれた。
大学の友達がまとまって来てくれるというので、人が来なさそうな夕方の時間帯を指定する。
夕方には偶然にも大学友達と写真展のメンバーが集まり、フリーダムな空気が流れだす。
各々自由に話しまくって、なんかいい空間だった。
少ない数しか用意していない物販の売り切れを心配して、友人が買い控えする事態発生。身内感が強い。(笑)
この日の来場者22人。

昔、スクーリングで一緒に絵の勉強をしていた方が「あなた、ご飯食べてないでしょー」と差し入れにお弁当を持ってきてくれた。マジか。
夕飯はそのお弁当をいただく。え。和食最高。このお弁当にめちゃくちゃ救われた。
この方が精力的に活動している様子を見て、私も個展やろう!と思ったのですが、さすが。いろんな面で助けられました。

自宅では服や食器の洗い物はたまっていくけどあとまわし。余裕がない。仕方ない。
この日は比較的眠れた。睡眠大事。

<3日目 日曜日>
にゃん彼はお留守番の予定だったけど、にゃんこの体調があまり好調ではないので車で会場まで送ってくれた。神!
お昼は前日の来場者のイバラード友達に教えてもらったお店でサンドイッチを購入。めちゃ美味しかった。
そして、ギャラリーで売っているバッグを入手。ギャラリーの壁画と同じデザイン。
可愛いので、この日はそのバッグをつけて、ギャラリーとリンクコーデにした。

これまでずっと戻り梅雨のような天気だったけど、ようやくお日様が照ってきた。
来場者が多い予定で覚悟はしていたのだが、昼過ぎに来る人が重なってしまい、混雑状態になってしまった。
にゃんこも外に出て立ち話。なかなか来た人とゆっくり話せなかったし、ゆっくり見ていただけたのかもわからず、申し訳なかった。
しかし、16時にお客さんが帰ってから18時まではまったく誰も来ず。
今までの2日間でこんなことなかったのでびっくり。
やってみなきゃわかんないからどうしようもないけど、時間に融通きく人たちは夕方にしてもらえばよかったな。
この日の来場者24人。人数で見ると土曜日と変わらないのか―。時間帯次第なんだなー。

夕飯は遠方から来た詩メラー数人で会食。皆が美味しい手羽先を食べる横で、胃をやすめるためにおじやを食べた。
みーさんの息子もみあげ君がペルソナを知っている人で笑った。ペルソナの話をするにゃんこは、疲れが飛んでキラキラしていたらしい。

この日はげんさんのお取り計らいによりホテルに泊まることになった。
コロナ対策で別部屋のそら子と語り合った。にゃんこが昔と変わったこと、変わってないことなどを語る。楽しかったけど気づいたら12時。寝なければ。
そら子は翌日は相撲を見に行くらしいので、まさかのここでお別れ。

<最終日 月曜祝日>
翌日、朝5時に気持ち悪くて目覚める。うげー。なんだこれー。
最初は食あたりかとドキドキしたけど、多分精神的なものだとわかったら落ち着いてきた。
寝る時は意外とすんなり眠れたんだけどなー。ホテルでギリギリまで横になり、出陣。
地図を見るのも億劫で、ホテルを出て適当に歩いていたら地下鉄までつかず。
道を歩いていた優しい母娘さんに駅まで案内してもらったうえ、乗る電車まで丁寧におしえてもらった。本当にありがとうございました。
ギャラリー近くでウィダーインゼリーと胃薬を買って摂取。最終日のスタートである。
ほんとポンコツだな。私。

この日はまた懐かしい人たちというかレアキャラと呼べるべき人たちが来てくれた。そして、けっこういろんな人といろんな話ができた気がする。
中学校の時の先生とかも来てくれて、いろいろお話しできた。
中学の先生曰く「この子はなんか違うと思っていた」だそうです。ほんとか?
中盤は女子会でにゃんこが老後の心配をしだしたり、終盤は個性的なメンツで「龍をどのように描いたらいいのか」なんて話をしたりして面白かった。
この日の来場者22人。

ちょこちょこと用意した物販はほとんど売れました。ありがとうございました。
最終日、唯一、売っていた原画を引き取ってくださる方が降臨。ありがとうございました。
ほかにも展示品を販売していないのかと聞いてくださる方が何名かおり、ありがたいです。今後の活動の参考にしたいな。
今の絵は自分の制作のために手元に必要なんだけど、買ってくださる方がいるなら、同じモチーフで何個か作ってみるのもありだね。
余裕ができて、元気があれば、方法を考えるかもしれないので、ぜひ好きな作品、教えてください。え?本当に売れるのかな?(半信半疑)
あと、絵を宣伝するにはインスタをやるべきらしい。うーむ。インスタかぁ・・・・。

そして、もうひとつの目玉はお絵かきコーナー。
来てくれた人たちにお願いして、オリジナルソングの歌詞に絵をつけてもらいました。
かなりフリーダムな状態になり、最終日にはめちゃくちゃ面白い感じで出来上がりました。これは本当にすごくて、想像以上でした。
「絵心がない」と遠慮する大人や、気後れしてなかなか席につけないお子さんなど、恐らくそれが普通だと思うんだけど、そんななかでなんの迷いもなく書き出す奔放な大人たちがいる。さすが私の仲間たち。これは面白いものができそうですよー。
なんかね、絵からいろいろエネルギーとか勢いが伝わってくるの。これは公開が楽しみ。

<搬出>
最終日、搬出は姉家族全員が手伝ってくれました。
搬出時間が1時間しかなくて心配だったけど40分でできた!!すごい!!!
そしてもらった花が車に入りきらない!!!!
助手席のにゃんこは胡蝶蘭を抱えて帰ることになりました。
そして搬出終わった後に雨がぱらつく。セーフ。

差し入れもいっぱいもらった。山のようになっています。来てくれるだけでよかったのに。
ありがとうございました。順番に頂きます。ごちそうさまです。

会期が終わったら、急に食欲も睡眠もがっつりとれるように戻った。
なんだこれ。めちゃ緊張してたんだな。

<感想>
絵を描いて、それが揃えばもうあとは当日のお楽しみ!と思っていたけど、想像以上にエネルギーを使いました!!
グループ写真展のときと全然、重さが違う!!!!予想外!!!!
そして思ったより、自分のメンタルが繊細だということを知りました・・・・。
もっと、ギャラリー周辺のオシャレスポットを堪能したかったのに、全然、そんな余裕なかった・・・。
気持ち的にネガティブに感じているわけではないのですが、ずっとわちゃわちゃしていたきがする。
こういうことをやるときに、画商さんや、ギャラリーのオーナーが間に入る意味を感じました。ひとりでやるの、めちゃ大変だわ。
補佐してくれるにゃん彼には本当に助けられました。マジ感謝しかない。伴侶。

そして、多くの方が、会場で和んでくださって嬉しかったです。
ただの自己満足のような気持ちで始めたけど、思った以上に、私の描いたものを受け止めてもらえ、良いと言ってもらえて嬉しかったです。

コロナでなんやかんやしていたこの2年は、結果的に、私の絵にとってはすごく重要で大切な期間となりました。その間に描いたものを見てもらえてよかったです。
目標とかってあんまり好きじゃなくて、好きなことをだらだらやりたいと思っていた(笑)けど、目標が自分を引っ張り上げてくれることもあるのだなぁ。
なんかね、絵を描いていなきゃ気がすまないという性分でもなければ、絵の具の扱いもめんどくさいし、ずっと情熱を持ち続けていたわけでもないので、ぐぬぬ。なんのために絵を描いているのだ。ぐぬぬ。と思いながら制作する時、しない時、ありました。
でも、そのぐぬぬ。をなんとか重ねてこの日を迎えて見れば、多くの方に自分の表現したかったことを認めてもらえて、本当に心の励みになりました。

石の上にも3年というけれど、私は20年もかかったんだなぁ。でもここまで来れたんだなぁ。
自分のやりたいことをやっているだけでは生きていけないので、肩身が狭い思いもある。そういう余裕の許される豊かな社会になるといいなぁ。

そして、お花、差し入れ、メールなど、いろんな方々から、いろんなお気遣いを頂きました。
遠方からの方や、10年、20年ぶりの方なども駆けつけてくださり、自分の出会った人々が次から次へと現れるので、まるで走馬灯のようでした。
なんか知り合い同士が偶然同じタイミングで来たりすることがけっこうあって、不思議だった。やっぱり縁があるのかね。
逆に、全く知らない人同士がたまたま居合わせた縁で会話を始め、自己紹介とかしだすこともあった。そんなことあるんだ。面白かった。
みんな、すごいよ。本当にありがとうございました。

そして、会場になったグラフィッコさん。
ちょっと混雑してしまったところもあったけれど、すごく可愛いところで、みんなにいい雰囲気だと喜んでもらえてよかったです。
コロナに入ってから、いろいろと場所の変更などもあったんだけど、結果的にここにしてよかった!!
ギャラリーの方もとても親切で丁寧で、自由にやらせてもらえて、とても良かったです。
照明に冷房があたってずっとカラカラ言ってるのがよかった。

あ、あとずっとおみくじで未来の指針を示し、当日もうまくいくように計らってくれたであろう近所の八幡宮にもお礼を。


【みんなに描いてもらったお絵かきコーナー、完成しました】


ねごと

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