夏
風に吹かれて
噴水の飛沫が
ほんのりと私を包み込む
蝉の鳴き声と
はじける水の音
静かなのか
うるさいのか
判らずにいる
容赦なく陽の照りつける
ひとけのない午後の公園
ふと
来ることのない人の
影をさがしたりして
夏はときどき
私を
世界でたったひとりの人間にする
つめとぎ
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