真夏の校庭


わかってもらおうと
していないのに
わかってもらえないと

苦しんでいた
わけではない

照りつける太陽
暑く

ただ
そこに自分がいるのか
どうかさえ
わからなくなる

不安

空の色さえ
不確か

夢中になるものが
なければ
そこに居てはいけない
気がした

けれど

校庭の乾いた砂
握りしめて
校庭に放り投げた

あの日は

その砂でさえ
影ができると知った日



つめとぎ

トップページ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送